彗星 | ゆうきの話

彗星

彗星を見た。

彗星が地球に生命をもたらしたと言う説もある。

彗星には2種類あって、太陽の周りを何度も回り続けるもの、そして、一度太陽に近づくとその勢いでどこかに飛んで行き二度と帰って来ないもの。

物語の中では、彗星を牢獄として使う文明もある。

乗り物として使うには少々心細いが、その核の氷を使って長旅を事も出来る。

電気分解して得た水素を核融合させ、そのエネルギーで生活する事も可能だろうし、微生物ならば生きたまま何万光年もその氷の中で生息する事が可能かもしれない。

彗星を利用して地球型生命を銀河に広める為に利用すると言う方法もある。

いずれ太陽は燃え尽き、小さな暗い星になってしまう。

もし、その過程で地球が消滅しないとしても、太陽の無い地球には生命は住むのは難しい。

その頃に人類の子孫が高度な文明を発展させつつ存在していたならば別の太陽系に移住しているだろうが、それが出来ない場合、無数の彗星に地球型生命の情報、微生物やらを満載して宇宙のあちこちに向けて投げ放つに違いない。


彗星に乗って冬眠しながら何億光年も旅をすると言うのも良いかもしれない。

うまく恒星やらブラックホールに捕まらなければ、宇宙の終焉を目にする事も出来るかもしれない。

その先は、新しい何かが生まれるまで、ゆっくりしていよう。



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